遺品整理の問題と解答

職場の同期で入社した同僚が交通事故で亡くなってしまいました。
仕事上だけの付き合いと言ってもよいだけの関係だったような気がします。 週に1回ペースで退社後には、他の同僚と数人で飲みにいく程度でした。
彼の両親は彼の子供のころに事故で亡くなられ、祖母一人に育てられたのだと言っており、兄弟もなく、祖母も亡くなって、身内と呼ぶ者はいないと聞いてはいたのですが、亡くなった時に、どなたに連絡を取ってよいかわからなかったのです。 警察署からの連絡で飛んで行ったのですが、検死が済むまでは何も手が付けられなかったので、祖母が住んでいた市役所などに問い合わせて、亡くなった母親の兄弟が一人おられ、連絡をとり、来ていただきました。
火葬を済ませ、遺骨を住んでいた賃貸マンションに持ち帰りました。 賃貸マンションだから、いつまでもそのままにしておけずに、彼の残した遺品整理をどうしてよいか、叔母に相談をしたところ、大事な書類などを引き渡してくれれば、他の遺品などは処分をお願いしたいと言われ、すぐに彼の遺品整理を始めたのです。
付き合いがなかった叔母と言う人は、自分の兄弟の子供だから、すべて行ってくれると思っていたのにがっかりとしてしまいました。 同僚の遺品整理をするということは、その人の歩んできた人生をオープンにしてしまうことでもあるため、戸惑いました。
金品や書類関係のみをバッグに詰めて、他は遺品整理専門業者にお願いをしたのです。 身内でもない私が遺品整理をするということはあまりに心苦しいことだったのです。

家財、電化製品などすべての物の処分を依頼しました。 賃貸マンションだったから、使用前の状態に戻す必要があり、不動産業者の方にもどこまで撤去するものかを見ていただきました。
始めての遺品整理の立会人としては、すごく重苦しい気持ちになるばかりでした。 遺骨は両親のお墓に納骨をして、位牌はお寺に預けて、その後の金品や書類などは叔母さんに手渡して終わることができました。

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